「最後の大国」ロシアがついにWTO加盟 世界で156番目

強力な内需に後押しされて経済成長を続けるロシアは8月22日、世界貿易機関(WTO)の156番目の加盟国に加わった。最後の大国と言われていたロシアが加盟したことにより、WTO加盟国・地域の総貿易額は実に世界全体の98%にまで上ることとなった。

ロシアは今後工業製品の平均関税率を約9%から約6%にまで引き下げる。さらに同国は今後、市場開放や外資の呼び込みにも尽力するものと見られており、日本企業の自動車の輸出などにも弾みがつくものと思われる。

しかし、ロシア国内にはひとつの企業のみに経済を依存する地方都市も少なくなく、市場を開放すればこうした競争力に欠ける企業の製品が外国の製品に負け、多くの失業者を出すのではないかという懸念もある。また、生産性の低い農産品が国外産のものに押され、農業が衰退してしまうことに対する不安感もあるという。

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